ryotech&treatise

気になったことまとめてます。アドテクとかプログラミングとか論文とか。

ぼくはクリエイティブかバナーか論争に決着をつけようと思う。

こんにちは。

 

藤原数希さんは愛を証明していましたが

私はクリエイティブかバナーか論争に決着をつけようと思います。

 

amzn.asia

 

というわけで、インターネット広告界隈にいる私がいつも困っている

広告はクリエイティブなのかバナーなのか論争に決着をつけようと思います。まあ論争といっても争わせているのは私だけかもしれませんが。笑

 

ちなみに調査前の私は何でもかんでもクリエイティブと言っている。そのほうがなんとなく広告が崇高なもののように思えるからだ。

 

Wikipediaの見解

 

クリエイティブ

クリエイティブはもともと創造性、創造的であることの英訳であり、そこから派生して広告制作物や製作部門のことを指すようになった。

 

バナー

バナーはWeb上で他のウェブサイトを紹介する役割をもつ画像(アイコンの一種)のことを指す。

本来は「旗印」を意味するらしく、ウェブページ上で広告が目立つようになったことから、広告を指す場合もうまれたらしい。

 

更に見ているとWikipediaでは"広告としてのバナー"で特集が組まれているではないか。広告用語や広告のサイズについて言及されている。。この「サイズ」というのはキーワードではないか。バナー=画像そのもの?

 

 

Google検索ではどちらが使われているのか

 

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 青がクリエイティブ、赤がバナーである。若干のクリエイティブ優勢。今回の議論以外の使用の仕方もあるだろうしこれを見ても何も解決しないがおもしろい。

 

バナーが一時期だけ検索されまくっているが何があったのか。(2018年2月前半)

 

ネット広告大手はどちらを使うのか・どう使い分けているのか

この調査では、「社名 クリエイティブ」「社名 バナー」で検索をしてみる。

 

サイバーエージェント

クリエイティブで検索するとプレスリリース中心に数多くの検索結果が出てくる。対してバナーだと2年前のプレスリリースや、IT界隈ではあまり使われていない求人サイトでの募集が出てくる。

 

どうやらサイバーエージェントではクリエイティブを正解としつつ、他業界へはバナーのほうが言葉として一般的だから一部ではバナーとも表現しているのか。もしくはクリエイティブという表現を使ったときのほうが広告設計という上流概念も含まれており、バナーという表現の時は画像制作に重きをおいているのではないか。と感じた。

 

※サイバーは他2社と違いアイコンという意味でもクリエイティブを使用している。(「広告クリエイティブ」などの使用例がある)

 

オプト

オプトでそれぞれの言葉を検索すると、職種や部署を表すときにはクリエイティブを用いている。一方バナーについては"広告用バナー"のように使用している。つまりオプトではバナー=アイコン(画像)のことなのだろう。

 

セプテーニ

セプテーニでも同様に検索するとやはり職種や部署を表すときにはクリエイティブを用いている。一方バナーについては検索数が減り、一部プレスリリースで「バナー広告」などの表現で用いられていた。

 

結論どっちなのか

結論を出しましょう。

 

クリエイティブは、バナーを広告用に使うとき、もしくは広告設計という上流概念まで含むとき(それがクリエイティブのほうが崇高に感じる要因なのでは)だと思います。

 

一方、バナーという表現を用いる時は、アイコンとしての広告や広告のサイズに重みが置かれているときのようです。

 

例えば、オプトのプレスリリースにあった「オプト、クラウドを活用した広告用バナー制作サービス 「クリエイティブカーニバル」が好調、リリース後1年で 累計2,000本突破!」という表現はバナーが広告という意味をもたずアイコンの意味をもつ典型的な例だと思います。

 

 

とういわけで、

 

バナー・・・アイコンとしての広告(画像そのもの)や広告のサイズに重みが置かれているとき

クリエイティブ・・・バナーを広告用に使うとき。広告設計という上流概念まで含ませたいとき

 

でした。みなさんも日々の業務を振り返って考えてみてください。

 

※職種や部署を表すときは本来の意味や使用頻度を考えてもクリエイティブ一択でしょう。